カオリン鉱物(読み)カオリンこうぶつ

百科事典マイペディア 「カオリン鉱物」の意味・わかりやすい解説

カオリン鉱物【カオリンこうぶつ】

粘土鉱物一群カオリナイトナクライト,ディッカイト,ハロイサイト総称。化学成分は同じで互いに多形の関係。微細な結晶として産する。風化および熱水作用生成カオリン鉱物を主成分とする残留粘土,沈積性粘土をカオリン(高嶺土とも)といい,陶磁器原料などになる。
→関連項目陶土リモージュ蝋石

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android