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カニノテ Amphiroa dilatata Lamour.

世界大百科事典 第2版の解説

カニノテ【Amphiroa dilatata Lamour.】

沿岸の漸深帯の岩上をおおうように生育する紅藻サンゴモ科の海藻(イラスト)。多量の炭酸カルシウムを沈着させる石灰藻で,体は石のように固い。体は規則正しく叉(さ)状に繰り返し分枝するので,全形扇状となる。主軸と枝の区別はなく,扁平で,一定の間隔で節がある。体は幅約2mmで,高さ約10cm以上となる。体には表と裏があり,胞子は裏側につくられる。朝鮮,日本近海,アフリカオーストラリアに分布が知られる。日本沿岸では関東地方より南部の沿岸に生育し,やや深いタイドプールの側壁にみられることもある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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