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カハル Cajal, Santiago Ramón y

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カハル
Cajal, Santiago Ramón y

[生]1852.5.1. アラゴン,ペチリア
[没]1934.10.17. マドリード
スペインの組織学者,病理解剖学者。正式にはラモン・イ・カハル。少年時代には床屋や靴屋の徒弟をしたが,1873年に医師免許を得て軍医となり,キューバに行った。 1877年,マドリード大学で学位取得。その後マドリード大学教授 (1892~1922) などを歴任。その間,生物学研究所と国立衛生研究所の所長をつとめた。また,神経組織の構造の研究により,イタリアの C.ゴルジとともに 1906年のノーベル生理学・医学賞を受けた。また,ゴルジの考案した銀染色法の変法を使って神経組織の構造を調べた結果,神経細胞の内容は互いに連続して網状構造をしているというゴルジの説に反対し,各細胞は互いに独立して,ただ突起によって接着しているだけであり,この接着場所をシナプスといい,興奮は独立した神経細胞,いわゆるニューロンの連鎖を次々に伝わっていくというニューロン説を打ち立てた。

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