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カラビナ 〈ドイツ〉Karabiner

デジタル大辞泉の解説

カラビナ(〈ドイツ〉Karabiner)

登山用具の一。一部が開閉できる金属製の環で、ハーケンなどとザイルとを連絡するのに用いる。

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百科事典マイペディアの解説

カラビナ

ドイツ語Karabinerから来た語で,登山用具の一つ。鋼鉄製の輪でO型,D型など各種あり,輪の一部にスプリングがついている。ハーケンの穴にはめ込み,ザイルを通したりあぶみ(登山用の簡単な縄ばしご)をかけたりする。
→関連項目ロッククライミング

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パラグライダー用語辞典の解説

カラビナ

機体とハーネスをつなぐ為の金具。初期の頃は登山用のものが使われていたが、最近はパラグライダー専用のものが殆どである。カラビナにも寿命が有り、2年に一度は交換したい。パラグライダーに使われるカラビナは、まず、材質別でアルミカラビナ(ジュラルミン)・スチールカラビナステンレスカラビナと分けられる。また、形状別では、台形カラビナミニカラビナ・D形カラビナ・楕円形カラビナなどがある。全てのカラビナが安全環またはそれに相当する機構をもち、外部からの圧力でゲートが簡単に開かない構造となっている。注目するのは写真の様なゲートロックの存在である。カラビナに負荷がかかると僅かに本体が伸びフックどうしがロックして強度を確保している。(ねじ込みタイプでも結合により強度を確保している。)取付けが不完全でゲートが開いた状態では強度が著しく低下してしまう事に注意したい。
ka-14.jpg

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世界大百科事典 第2版の解説

カラビナ【Karabiner[ドイツ]】

登山用具。鋼鉄製やジュラルミン製の楕円形の輪。スプリングで開閉でき,ハーケンや埋込みボルトなどにかけ,ザイルを通して用いる。直径9~9.5mmの丸棒を曲げて10cm×6cmのO形にしたものが一般的だが,D形,三角形など種々の形があり,2t程度の荷重に耐えられるものが多い。ハンマー,ハーケンとともに岩登り三つ道具として用いられる。これらの用具の開発で,岩登りは画期的な発達を遂げた。カラビナはザイルとハーケンの仲介だけでなく,あぶみ(簡略な縄ばしご),はしごなど種々の用途に用いられる。

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大辞林 第三版の解説

カラビナ【Karabiner】

岩登り用具の一。岩壁に打ち込んだハーケンとザイルを連絡する鋼鉄製の輪。

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世界大百科事典内のカラビナの言及

【ロッククライミング】より

…そのために,確保者は制動用の手袋を使うのが普通であるが,この確保をより容易で確実にする目的で各種の制動器具を使う例も多い。 トップを登る登攀者もまた,墜落時の衝撃を少なくするため,ルートの途中に確保支点(ビレーイングピン)をつくり,カラビナを介したザイルをセットしていく(ランニングビレーrunning belay)。これによって,力は直接的に確保者に伝わることもなく,支点のつくる角度によって生じる摩擦やザイルそのものの弾力性が墜落時の衝撃力を弱めることになる。…

※「カラビナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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