フランス、パリ市内の地区の通称。セーヌ川左岸、サン・ミシェル通りを中心とする地区で、行政上は第5区と第6区の一部にまたがる。パリ大学(ソルボンヌ)、コレージュ・ド・フランスやルイ大王校、アンリ4世校などの名門高等学校、出版社、カフェーが多く、国際的雰囲気をもつ文教地区である。中世よりヨーロッパの学術の中心地として栄え、1789年のフランス革命までラテン語が通用していたため「ラテン地区」とよばれてきた。パンテオン、ローマ浴場遺跡のあるクリュニー館(現博物館)、上院のあるリュクサンブール宮とその庭園、パリの守護聖人聖女ジュヌビエーブの柩(ひつぎ)のあるサンテティエンヌ教会など、観光の名所も多い。メトロ(地下鉄)の駅はサン・ミシェルかオデオンがもっとも便利である。
[高橋 正]
1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり、光沢がある。秋に紅葉する。初夏に白い雌花と雄花とが咲き、秋に黄赤色の実を結ぶ。実には...