カルチエラタン(その他表記)Quartier latin

デジタル大辞泉 「カルチエラタン」の意味・読み・例文・類語

カルチエ‐ラタン(Quartier latin)

《「カルチェラタン」とも》
パリセーヌ川左岸の区域ソルボンヌ大学パリ大学)などがあり、学生の多い所として有名。ラテン区
カナダケベック州の都市モントリオールの一地区。ダウンタウン北東、サンドニ通り周辺をさす。ケベック大学モントリオール校(旧モントリオール大学)に隣接し、古くから学生街として知られる。ケベック州立図書館・文書館、映画館などがある。

カルチェ‐ラタン(Quartier latin)

カルチエラタン

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精選版 日本国語大辞典 「カルチエラタン」の意味・読み・例文・類語

カルチエ‐ラタン

  1. ( le Quartier Latin ) フランス、パリ中央部の一地区。セーヌ川左岸を占め、ソルボンヌ大学などがある。ラテン地区。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カルチエラタン」の意味・わかりやすい解説

カルチエ・ラタン
かるちえらたん
le Quartier latin

フランス、パリ市内の地区の通称。セーヌ川左岸、サン・ミシェル通りを中心とする地区で、行政上は第5区と第6区の一部にまたがる。パリ大学(ソルボンヌ)、コレージュ・ド・フランスやルイ大王校、アンリ4世校などの名門高等学校、出版社、カフェーが多く、国際的雰囲気をもつ文教地区である。中世よりヨーロッパの学術の中心地として栄え、1789年のフランス革命までラテン語が通用していたため「ラテン地区」とよばれてきた。パンテオン、ローマ浴場遺跡のあるクリュニー館(現博物館)、上院のあるリュクサンブール宮とその庭園、パリの守護聖人聖女ジュヌビエーブの柩(ひつぎ)のあるサンテティエンヌ教会など、観光の名所も多い。メトロ(地下鉄)の駅はサン・ミシェルかオデオンがもっとも便利である。

高橋 正]



カルチェ・ラタン
かるちぇらたん

カルチエ・ラタン

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