カルロツェッキ(その他表記)Carlo Zecchi

20世紀西洋人名事典 「カルロツェッキ」の解説

カルロ ツェッキ
Carlo Zecchi


1903.7.8 - 1984.9.1
イタリア指揮者,ピアノ奏者。
ローマ生まれ。
ローマの聖チェチーリア音楽院でピアノと作曲を学ぶ。1920年にピアニストとしてデビューし国際的にも活躍するが、指の故障により’38年活動を中断。その後指揮法を学び’41年から指揮者として世界各地の管弦楽団に客演した。第二次世界大戦後はチェロマイナルディとの2重奏でピアノ奏者としても活躍、また優れたピアノ教師としても知られている。’58年にはピアニストとして、’61年には指揮者として来日している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む