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ガス軽油 ガスけいゆgas light oil

百科事典マイペディアの解説

ガス軽油【ガスけいゆ】

石炭乾留の際,石炭ガス中に副産物として含まれる揮発性の油。水より軽く,さらさらした黄色の油で,主成分はベンゼン,トルエン,キシレンなどのベンゼン系芳香族炭化水素(アルキルベンゼン類)である。燃料ともするが,ふつうは分留精製して各成分を分離する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ガスけいゆ【ガス軽油 gas light oil】

石炭を乾留するときに得られるガス中には,ベンゼンなどの芳香族炭化水素が含まれている。これらは溶媒によってガスを洗浄して回収される。この回収された油をガス軽油という。ガス軽油の組成は石炭の種類や乾留の条件などによって異なるが,高温乾留の一例をあげれば,ベンゼン57%,トルエン13%,キシレン類5%,シクロペンタジエン5%で,そのほかにフェノール,クレゾール類,ピリジン類,ピロール類,チオフェン類などが含まれている。

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世界大百科事典内のガス軽油の言及

【軽油】より

…石炭系のガス軽油gas light oilを指す場合と石油系のガス油gas oilを指す場合とがあるが,ここでは後者について解説する。一般に,灯油と重油の中間の沸点範囲をもつ石油留分を軽油(ガス油)といい,石油精製工程で生ずる中間製品および最終製品の両者に対してこの名称が使われる。…

【軽油】より

…石炭系のガス軽油gas light oilを指す場合と石油系のガス油gas oilを指す場合とがあるが,ここでは後者について解説する。一般に,灯油と重油の中間の沸点範囲をもつ石油留分を軽油(ガス油)といい,石油精製工程で生ずる中間製品および最終製品の両者に対してこの名称が使われる。…

※「ガス軽油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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