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キトイ文化 キトイぶんかKitoi culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キトイ文化
キトイぶんか
Kitoi culture

ロシア,バイカル地方の新石器時代後期の文化。前3千年紀後半から前2千年紀初頭の時期にあたる。埋葬墓の資料から研究が進められ,アンガラ川の支流キトイ川にある遺跡から,その名がつけられた。キトイ埋葬墓は,1880年に発掘調査され,48基ほど発見されているが,ほとんどが伸展葬で,ごくまれに屈葬が認められる。また,埋葬頭位は北東をさすものが 19基あり,日の出の方位を示しているという。遺体の上に,赤色土が厚くまかれている。副葬品は,土器,磨製石斧,石鏃,骨製植刃器,骨製銛,骨製釣針,装身具などがある。特にキトイ文化の特徴を示すものとしては,組合せ式の骨製釣針,片側に小穴をもった骨製針,幅広で三角形の磨製軟玉製ナイフ,骨製および大理石製の腕輪,骨製の原始的な楽器があげられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

キトイぶんか【キトイ文化】

1950年に,A.P.オクラドニコフによって提唱されたバイカル地方新石器編年の第4期の文化で,前3千年紀後半~前2千年紀初頭に比定される。アンガラ川左岸支流,キトイKitoi河口左岸上にある墳墓群をもとに命名された。この墳墓群は,1880‐81年にビトコフスキーN.I.Vitkovskiiにより発掘され,24基の墓が明らかにされた。北東に長軸をもつ墓で,大部分が伸展葬であり,壙内に赤色土が撒布されている。

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