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クニャー族 クニャーぞくKenyah

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世界大百科事典 第2版の解説

クニャーぞく【クニャー族 Kenyah】

ボルネオ島中央部で陸稲を中心とする焼畑農耕を営むプロト・マレー系の民族。推定人口約4万(1975)。多くはインドネシアの東カリマンタン州に住む。文化的に隣接するカヤン族と近い関係にあり,カヤン・クニャー民族群として一括されることもあるが,彼ら自身は,はっきりと言語,慣習の違いを認めている。ロングハウス(長屋形式の高床式住居)に住むことはボルネオの他の民族と同様だが,クニャー族では数軒のロングハウスを合わせて一つの集落を形成する。

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世界大百科事典内のクニャー族の言及

【稲作文化】より

… 焼畑農耕民の場合にも陸稲栽培の折り目ごとに農耕儀礼(稲作儀礼)が行われている。例えばボルネオのクニャー(ケンヤー)族の場合には,(1)焼畑地選定の際に卜占を行い,(2)開墾の日を決定するときにも卜占により,(3)もみまき直前に稲魂(いなだま)を招く儀礼があり,(4)稲の生長を祈って豚と鶏を供犠し,(5)そして最後に収穫儀礼を行うが,このときまず稲魂を宿した稲から刈り取ることが定められている。これらの儀礼を通じて見られる特色は,水田稲作民のそれに比べてより呪術的な色彩がつよく,儀礼のなかにさまざまな卜占が組みこまれていることである。…

※「クニャー族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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