コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

クリーク族 クリークぞくCreek

翻訳|Creek

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クリーク族
クリークぞく
Creek

アメリカインディアンの一民族でムスコギ語を話す。ムスコギ族 (上部クリーク) とヒチティ族,アラバマ族 (低地クリーク) に分れる。アメリカのジョージアおよびアラバマ州に住み,トウモロコシ,カボチャ,豆類をつくり,双分制の社会組織をもっていた。社会は母系氏族制。 18世紀にヨーロッパ人と接触した際には約 50の集落が同盟をつくっていて,活発にヨーロッパ人と交渉,取引を行なった。 19世紀初めに合衆国との戦争に敗れ,インディアナ,テキサス両州に移され,20世紀に入ってからは大部分の者が白人社会に組込まれてしまった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

クリークぞく【クリーク族 Creek】

北アメリカ南東部,現在のアメリカ合衆国ジョージア州,アラバマ州付近に居住していたインディアン。言語はムスケギ語族に属する。丸太の柵に囲まれた数百人の住民からなる町に住んだ定着農耕民で,狩猟漁労,採集も行った。トウモロコシ,カボチャ,豆,メロンなどが栽培され,農地は家屋付近の菜園と町外の共同農地に分かれ,後者は各戸に割り当てられていた。狩猟場は各町ごとに決まっており,弓矢,吹矢,わな,落し穴などの方法が使用された。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のクリーク族の言及

【アメリカ・インディアン】より

…南部のサウス・カロライナ植民地では18世紀初頭以来インディアン奴隷狩りと奴隷貿易がさかんに行われ,そのため部族間の対立と戦争が助長され捕虜の奴隷化が促進された。東部森林文化領域南西部の有力部族であるクリーク族チェロキー族はイロコイ諸族のように植民勢力間の敵対関係を巧みに利用して中立の立場を守ったが,フレンチ・インディアン戦争においてはチェロキー族はイギリスと敵対した。(2)独立革命から南北戦争後まで(1760‐1880年代) 独立戦争では,大半の部族がイギリスと同盟して愛国派軍に対抗した。…

※「クリーク族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

クリーク族の関連キーワードフォート・ジャクソン条約北アメリカインディアンウェザーフォードマッキントッシュチョクトー族セミノール族マギリブレーチェロキー族タラハッシー強制移住法ジャクソンタスキーギ

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android