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グミリョフ Gumilëv, Nikolai Stepanovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グミリョフ
Gumilëv, Nikolai Stepanovich

[生]1886.4.15. クロンシタット
[没]1921.8.24. ペテルブルグ
ロシアの詩人。医者の家庭に生れ,16歳のときから詩を書きはじめ,処女詩集『征服者の道』 Put' konkvistadorov (1905) ,『ロマンチックな花』 Romanticheskie tsvety (08) などではシンボリズムの影響を強く受けているが,やがてアクメイズムの運動の指導者として,明晰なイメージを駆使して神秘主義の克服を目指した。『真珠』 Zhemchuga (10) や『かがり火』 Kostër (18) などの詩集のほか,評論にも筆を染めた。イタリア,アフリカに旅行し,パリに滞在したのち革命後のロシアに戻ったが,反革命陰謀に加担したとされて銃殺された。

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大辞林 第三版の解説

グミリョフ【Nikolai Stepanovich Gumilyov】

1886~1921) ロシアの詩人。「詩人ギルド」グループを結成、アクメイズムの指導者として活躍。反革命の陰謀に加わったとされ、銃殺された。詩集「ロマンティックな花」「真珠」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グミリョフ
ぐみりょふ
Николай Степанович Гумилёв Nikolay Stepanovich Gumilyov
(1886―1921)

ロシアの詩人。アクメイズムの指導者。ペテルブルグ、パリ両大学で学び、長くパリに住み、アフリカにも旅行。一時、女流詩人アフマートワと結婚。第一次世界大戦には義勇兵として参加する。詩集『征服者の道』(1905)、『真珠』(1910)、『かがり火』(1918)などで、男性的、具体的、明晰(めいせき)なイメージの異国風な詩風を築いた。反革命の陰謀に加担したとして銃殺された。雪どけ以後、優れた詩人として再評価の動きがある。[工藤正広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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