グルジャラ族(読み)グルジャラぞく(その他表記)Gurjara

改訂新版 世界大百科事典 「グルジャラ族」の意味・わかりやすい解説

グルジャラ族 (グルジャラぞく)
Gurjara

古代インドの種族名。5世紀ごろフン(エフタル)族などとともに中央アジア方面から西インドに入って定着し,インド化したとみられているが,この外来説に反対し土着説を唱える史家も多い。6世紀中ごろから有力となり,クシャトリヤ(ラージプート)と称して西インド各地に数王国を建設した。この種族に属し8世紀前半マールワー地方に興ったプラティーハーラ朝は,9世紀初めガンガー(ガンジス)川流域に進出してカナウジに遷都し,北インドに大王国を建設した(11世紀初めまで続く)。なおグジャラートという地名は,この種族の名に由来する。また今日の西インド・西北インドに居住するグージャルGūjar族(主たる生業は牧畜)は,古代グルジャラ族の子孫ともいわれる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グルジャラ族」の意味・わかりやすい解説

グルジャラ族
グルジャラぞく
Gurjara

古代インドの種族名。5世紀頃,中央アジアから北西インドに入ってきた部族といわれ,ラージャスターンからグジャラートに広がり,今日のグジャラートの名称はこの部族名から生れた。彼らはいくつかの王朝を建てたが,プラティーハーラ朝が強大となり,8世紀以後北インドの大半を支配し,その後この部族はラージプートの一つに入れられるようになった。

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