グルントビー(読み)ぐるんとびー(英語表記)Nicolai Frederik Grundtvig

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グルントビー
ぐるんとびー
Nicolai Frederik Grundtvig
(1783―1872)

デンマークの牧師詩人。ことに賛美歌作者として知られ、そのいくつかは日本でも歌われている。ドイツ・ロマン派の影響を受けた汎神論(はんしんろん)的信仰から国教会の改革に努め、また北欧神話の紹介やイギリスの『ベオウルフ』を本国より先に発見して訳すなど、浪漫(ろうまん)思潮の勃興(ぼっこう)に大きな役割を果たす。また対ドイツ戦に敗れて意気阻喪した国民を励まし、「外で失ったものを内で取り戻す」べく、独自の国民高等学校を創設したことで、今日のデンマークを築いた第一人者といえる。息子のスウェンも父の影響で民話採集に力をそそぎ、民話研究家として有名。[山室 静]

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精選版 日本国語大辞典の解説

グルントビー

(Nicolai Grundtvig ニコライ━) デンマークの宗教家、教育家、詩人。ルター主義と北欧精神を基本として、国民大学制度を創始。主著「北欧神話」。(一七八三‐一八七二

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