意気阻喪(読み)イキソソウ

デジタル大辞泉 「意気阻喪」の意味・読み・例文・類語

いき‐そそう〔‐ソサウ〕【意気阻喪/意気×沮喪】

[名](スル)意気込みがくじけ弱ること。意気消沈いきしょうちん
[類語]落胆がっかりがっくりげっそり失望絶望失意幻滅脱力虚脱・失墜感・気落ち気抜け拍子抜け力抜け腑抜け力落とししょんぼりぽつねんと悄然意気消沈しおしおすごすごしょぼしょぼしょぼくれるしょぼたれるしょぼんとしゅん

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精選版 日本国語大辞典 「意気阻喪」の意味・読み・例文・類語

いき‐そそう‥ソサウ【意気沮喪】

  1. 〘 名詞 〙 意気込みがくじけ弱ること。元気を失うこと。意気消沈。
    1. [初出の実例]「早野勘平は〈略〉味方の意気沮喪(イキソソウ)せんとせるに」(出典面白半分(1917)〈宮武外骨〉衆議院議員総選挙夢想彙報)

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四字熟語を知る辞典 「意気阻喪」の解説

意気阻喪

意気込みがくじけ弱ること。元気を失うこと。

[活用] ―する。

[使用例] 幸夫はそれまで平生の彼に似ずものも言わないほど意気沮喪していたが、洪作の言葉で急に生き生きした本来表情をとった[井上靖*しろばんば|1962]

[使用例] 夕方までこの攻防戦がつづいたが、「外人部隊」はデモをしながら大通りに出て引き上げ、学内の「全共闘」は意気沮喪してバリケードの「砦」のなかに逃げこんだ[倉橋由美子*夢の浮橋|1970]

[類語] 意気消沈

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