ココプラム(読み)ここぷらむ(英語表記)coco plum

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ココプラム」の意味・わかりやすい解説

ココプラム
ここぷらむ
coco plum
[学] Chrysobalanus icaco L.

バラ科(APG分類:バラ科)クリソバラナス属の低木叢生(そうせい)し、葉は互生革質楕円(だえん)形、長さ数センチメートル。花は散房花序につき、5弁で、雄しべは20本、周年開花し結実する。果実球形で径4センチメートル、核は大きく1個あり、乳白色、紫紅色などに熟す。果肉は白く柔らかく、綿状で淡泊。砂糖煮とする。南アメリカから中央アメリカに多く、庭園樹にする。

[飯塚宗夫 2020年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android