ゴアテックス

デジタル大辞泉 「ゴアテックス」の意味・読み・例文・類語

ゴア‐テックス(GORE-TEX)

防水加工一種水滴は通さず、蒸気を外に通過させる特殊な、テフロン樹脂製の薄い被膜。商標名。

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精選版 日本国語大辞典 「ゴアテックス」の意味・読み・例文・類語

ゴア‐テックス

  1. ( Gore-tex 発明者名前から ) 防水加工の一種の商標名。水滴は通さず、蒸気を外に通過させる特殊な微細構造からなる、テフロン樹脂製の薄い被膜。他の素材に複合させて用いる。

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百科事典マイペディア 「ゴアテックス」の意味・わかりやすい解説

ゴアテックス

1969年米国のW.L.ゴア・アンド・アソシエーツ社によって開発された衣料素材。片面がポリテトラフロロエチレン(PTFE)を特殊延伸加工して作られる多孔質層のフィルム,もう片面が油などの汚染物質を遮断する特殊なポリマーである膜をナイロンポリエステル生地ではさみ込んだもの。防水性,通気性にすぐれ,風を通さないのでスポーツウェアやアウトドア用の衣類手袋,靴などに用いられる。

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世界大百科事典(旧版)内のゴアテックスの言及

【防水加工】より

…このミクロポーラスPTFEフィルムを他の布とラミネートすることにより,さらに,防風・保温性に優れた素材が得られる。アメリカのゴアW.L.Goreによって開発されたゴアテックスファブリック(商標)に始まるものであるが,現在では,このほか,撥水(はっすい)剤を添加したポリウレタンを添加して,織物に湿式コーティングした微多孔膜積層タイプのもの,防風性はやや劣るが柔らかい風合いの極細繊維の高密度織物タイプのものが市場にでている。【坂本 宗仙】。…

※「ゴアテックス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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