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ゴダバリ川 ゴダバリがわGodāvari

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴダバリ川
ゴダバリがわ
Godāvari

インド中南部の川。ウェスタンガーツ山脈北部に源を発し,デカン高原を東流してベンガル湾に注ぐ。全長約 1450km。途中南からのマンジラ川,北からのワインガンガ (川) などを合せ,のち南東に流路を変えてイースタンガーツ山脈を横切り,下流部に巨大な三角州を形成。上・中流部はデカンの綿花地帯,河口の三角州は米作地帯で,多くの灌漑水路や運河が発達。 1948年にはダムも建造された。ヒンドゥー教の聖なる川の一つで,沿岸には,三角州頂点部のラージャムンドリやイースタンガーツ山脈中のバトラチャランなど,聖地が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴダバリ川
ごだばりがわ
Godavari

インド中部、マハラシュトラ、アンドラ・プラデシュ両州を流れる川。西ガーツ山脈ナーシク付近の年降水量2000ミリメートルの地域に発し、インド中央部を東南流し、途中半乾燥地域を流れるものの、中流からふたたび1500ミリメートルの湿潤地帯を流れる水量豊富な川である。下流にゴダバリ・デルタを形成し、最下流はバシシュタ、ゴウタミ両川に分流する。全長1500キロメートル、流域面積28万平方キロメートルで、インド半島の半分を占める大流域をもつ。最上流域には森林が広がり、タンザ動物保護区がある。上・中流域はデカン溶岩地域で、一面のレグール土が分布し、綿花栽培が卓越している。中流のアーデラバードからふたたび森林地帯に入り、ポカラム、カワール、ポーカール、エトールナガラムなどの動物保護区がある。下流のゴダバリ・デルタは灌漑(かんがい)水路がラージャムンドリから引かれ、一面の水田地帯が広がる。ヒンドゥー教の聖なる川の一つで、沿岸にはラージャムンドリ、トリムバク、バドラチャラムなどの巡礼地がある。[成瀬敏郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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