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ゴルバートフ Gorbatov, Boris Leont'evich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴルバートフ
Gorbatov, Boris Leont'evich

[生]1908.7.15. ドンバス
[没]1954.1.20. モスクワ
ソ連の小説家。 1922年から創作を始め,生地ドンバスのプロレタリア作家同盟の組織に参加。最初の中編小説『党細胞』 Yacheika (1928) で 20年代のコムソモール員の生活を描いた。 30~31年赤軍に入り,長編小説『わが世代』 Moë pokolenie (33) とその続編『アレクセイ・ガイダーシ』 Aleksei Gaidash (55,未完) を書き,第2次世界大戦中は従軍記者として活躍,43年に代表作『降伏なき民』 Nepokorënnyeを発表し,ドンバス民衆のドイツ軍に対する果敢な抵抗をたたえた。ほかに『日本,フィリピン旅行記』V Yaponii i na Filippinakh (46~47) などがある。

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デジタル大辞泉の解説

ゴルバートフ(Boris Leont'evich Gorbatov)

[1908~1954]ソ連の小説家。第二次大戦下、ソ連民衆の対独抵抗運動を描いた「不屈の人々」が代表作。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴルバートフ
ごるばーとふ
Борис Леонтьевич Горбатов Boris Leont'evich Gorbatov
(1908―1954)

ソ連の小説家。ドンバスの生まれ。最初の中編『党細胞』(1928)で、1920年代のコムソモール(共産主義青年同盟)の活躍を描き、その後一貫して、働く青年や党、コムソモールの活動などを描き続けた。第二次世界大戦中は従軍記者となり、戦後46年にシーモノフとともに来日。中編『不屈の人々』(1943)は、ドイツ軍占領下のソ連民衆の抵抗を描いたもので、46年度のソ連国家賞を受けた。さらに長編『ドンバス』(第1部1951)は、20年代のスタハノフ運動を描くものであり、その特異な構成によっても好評を得た。死後、戯曲『一夜』(1956)が発見されている。[草鹿外吉]

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