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サミン運動 サミンうんどうSaminism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サミン運動
サミンうんどう
Saminism

インドネシア,中部ジャワ,ブローラ地方の農民スロンティコ (通称サミン) が 1890年頃から唱えた教説。最初は禁欲と勤勉を説く理想主義的な教えであったが,次第に反オランダ的色彩を帯び,1910年代に頻発したジャワの農民反乱の思想的基盤となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

サミンうんどう【サミン運動】

インドネシアの中東部ジャワにおいて,サミン主義者がオランダ植民地支配期に間欠的に展開した宗教・政治運動。サミン主義とは,中部ジャワ,ブロラ県の農民スロンティコ・サミンSurontiko Samin(?‐1914)が1880年代半ばころから説くようになったジャワ神秘主義の教説である。ただし,サミン主義者自身はサミンの教えをアダムの宗教Agama Adamと呼び,また自らをシケップの民Wong Sikepと称した。

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大辞林 第三版の解説

サミンうんどう【サミン運動】

一九世紀末から二〇世紀にかけて、中・東部ジャワに広まった農民運動。理想の王国の到来を説くスロンティコ=サミン(Surontiko Samin)の教えを信じるサミン主義者たちは、納税・労役負担拒否の運動を展開してオランダの植民地支配に抵抗した。

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