サンスーシ城(読み)サンスーシジョウ

デジタル大辞泉 「サンスーシ城」の意味・読み・例文・類語

サンスーシ‐じょう〔‐ジヤウ〕【サンスーシ城】

Palais Sans-Souci》ハイチ北部にある城。港湾都市カパイシャンの南約30キロメートルの高原に位置する。19世紀初頭、フランスからの独立を宣言し、黒人王国を建国して自ら王となったアンリクリストフ建造ベルサイユ宮殿を模したバロック様式の建物で、ヨーロッパから輸入した大理石などの石材が用いられている。1982年に「シタデル、サンスーシ城、ラミエール国立歴史公園」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android