ザレウコス(その他表記)Zaleukos

改訂新版 世界大百科事典 「ザレウコス」の意味・わかりやすい解説

ザレウコス
Zaleukos

前7世紀イタリアのロクリスの人で,ギリシア最古の立法家といわれる。生没年不詳。その法はきびしさの故に有名。彼の刑法の原理は同害報復(〈眼には眼を〉)であったと伝えられる。他のギリシアの立法家と同じように,彼もまたぜいたく取締法を発布した。社会的衝突の調停者としても有名であり,彼の法はイタリア,シチリアのギリシア諸市に受け入れられたが,ロクリスの国制は長く貴族政を維持した。
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関連語 太田

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザレウコス」の意味・わかりやすい解説

ザレウコス
Zaleukos

前7世紀中頃のイタリア南部のギリシア植民市 (アポイキア ) ロクロイの立法者。彼の法はギリシア最初の成文法であったといわれるが,「目には目を」の原則に立ち,きわめて峻厳で,罰金が前もって決っていたという。奢侈も規制しており,同時期のギリシア立法者と同じ傾向をもち,イタリア,シチリアの諸市にも取入れられた。またロクロイの社会的紛争の調停者としても名高い。

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