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シェイプト・カンバス shaped canvas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シェイプト・カンバス
shaped canvas

形づくられたカンバス。作者によって特殊な形を与えられたものであり,長方形でないカンバスを特に意図的に使用する場合にこう呼ぶ。菱形,L字型,半円,多角形やそれらの組み合わせなど,多種多様な型が可能。それらのカンバスを用いた作品自体もこの名で呼ばれる。A.グリーンのように具象画で使われる場合もあるが,基本的には抽象画の必然的な発展過程のなかで生まれたものであり,純粋な物体としての絵画がハード・エッジから発展したものとみられる。そこでは絵画の「地」と描かれた表面との差異は解消する。1960年代初頭のフランク・P.ステラが開始したといわれ,ケネス・ノーランドやロバート・マンゴールドも使用した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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