コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シュパンベルグ Spanberg, Martin Petrovich

2件 の用語解説(シュパンベルグの意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

シュパンベルグ Spanberg, Martin Petrovich

?-1761 ロシアの航海者。
ベーリングの海洋探検隊に参加。第2次探検では,日本への北方航路探索の責任者となる。元文4年(1739)4隻からなる艦隊指揮官としてオホーツクから南下し,陸奥(むつ)牡鹿(おじか)郡(宮城県)沖に来航,地元漁民,仙台藩役人と接触した。またワリトン指揮の僚船は安房(あわ)(千葉県)天津村に乗組員を上陸させ,元文の黒船とよばれた。デンマーク生まれ。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

シュパンベルグ

没年:1761(1761)
生年:生年不詳
18世紀のデンマーク生まれのロシアの航海者。1728年にアメリカアジアを分かつ海峡の存在を調査したベーリングの第1次航海に参加。第2次ベーリング探検隊では日本への航路探索を委任され,3度にわたり千島列島および日本近海を航行した。日本に到達したのは4隻の船を率いた元文4(1739)年の第2回航海のときで,仙台領網地島沖で日本人と接触し,またワリトンの指揮する僚船は安房国天津村に乗組員を上陸させた。これらの船はわが国では「元文の黒船」として知られ,幕府は彼らの残した貨幣やトランプ札を長崎のオランダ商館に照会して「もすこうびや」の船であることが判明した。

(秋月俊幸)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

シュパンベルグの関連キーワードタリンダンマルクデンマーク語デンマーク体操マルテの手記イェルマークハンマークラビアデンマーク連合王国デンマーク温血種 (Danish Warmblood)エヴァソロ

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone