日本歴史地名大系 「天津村」の解説
天津村
あまつむら
〔中世〕
建治二年(一二七六)三月日の日蓮書状(日蓮聖人遺文)に「安房国のあまつ」とみえる。伊勢神宮は水上交通の拠点を中核に勢力の伸展を図ったことで知られるが、「神鳳鈔」にみえる
文明一八年(一四八六)東国に下向した聖護院道興はその日記「廻国雑記」に清澄山に詣でた翌日「東のかたへ下山し、天津といへる所」で歌を詠んだ旨を記している。
天津村
あまつむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報