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ショービニスム ショービニスムchauvinisme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ショービニスム
chauvinisme

ある社会集団に生じる,他の社会集団に対する狂信的な自己中心的,敵対的心理状態をいう。軍事的名誉とわずかな恩給に満足してナポレオンにいちずに忠誠を捧げた兵士 N.ショーバンの名に由来する。排他的愛国心排外主義などと訳され,英語のジンゴイズム jingoismに近いが,ニュアンスは異なる。集団帰属意識とこれに基づく排外傾向は原始社会にもみられるが,それは社会集団間の物資や情報の流れの増大とともに薄れる。ところが,近代国民国家の成立は再びこのような傾向を愛国心として復活させた。この愛国心は,国民国家がナショナリズムを基調としながら,帝国主義,軍国主義の道をたどりはじめるとき,国内矛盾をおおい隠し,対外侵略を正当化する手段に使われる。

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大辞林 第三版の解説

ショービニスム【chauvinisme】

〔ナポレオン一世を熱狂的に崇拝した、フランスの老兵士ショーバン(N. Chauvin)の名に由来する〕
狂信的な愛国主義。極端な排外主義。 → ジンゴイズム

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