シンテクシス(その他表記)syntexis

最新 地学事典 「シンテクシス」の解説

シンテクシス

syntexis

マグマと岩石の反応により新たなマグマが生ずる過程の総称。マグマに取り込まれた岩石が同化されることにより,マグマの性質が変化する過程(同化作用)を指すことが多い。複数種の岩石の再溶融によって一つのマグマができたり,これらがさらに混合して新たなマグマを生じるような場合にも用いることがある。Loewinson-Lessing(1899)命名。

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参照項目:アナテクシス
参照項目:混成作用
参照項目:同化作用

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 志村 小林

岩石学辞典 「シンテクシス」の解説

シンテクシス

岩石圏の一部が再熔融や同化作用によってマグマが発生する過程を総合したもので,アナテクシスよりも広い意味で使用する.アナテクシスは花崗岩のような一種類の岩石が主である地殻の一部分が再熔融の場合に用い,シンテクシスは複数の岩質の岩石が再熔融して混合したマグマを形成することをいう[Loewinson-Lessing : 1889, 1911, Dietrich & Mehnert : 1961].他にマグマが周囲の岩石を取り込んで同化作用を起こして変化することにも用いる.この場合は,汚染作用や混成作用と類似する[Mehnert : 1968].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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