コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ジグムント1世(老王) ジグムントいっせい[ろうおう]Zygmunt I Stary; Sigismund I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジグムント1世(老王)
ジグムントいっせい[ろうおう]
Zygmunt I Stary; Sigismund I

[生]1467.1.1.
[没]1548.4.1. クラクフ
ポーランド王 (在位 1506~48) 。ジギスムント1世とも呼ばれる。父王カジミエシ4世ヤギェロンチクの善政を継承し,老王の尊称にふさわしく,長期の治世を通じてマグナート (大領主) の支持のもとに王権を強化。財政改革を主とする国政改革を実施してシュラフタ勢力をよく押さえ,農業や商工業の発展に献身して国力の充実をはかった。対外的にも善隣関係の維持に努め,1514年スモレンスクをロシアに譲り,神聖ローマ帝国とは同盟を締結。 1525年クラクフ条約に基づきドイツ騎士団領を世俗化してプロシア公国を創建,これを保護領とし,マゾフシェ地方を併合。また,芸術の保護に尽力し,イタリア・ルネサンスの彫刻,建築,絵画を収集,紹介し,ポーランド・ルネサンスの全盛期を築いた。ポーランド文学の父といわれる M.レイ地動説を主張したコペルニクスらが,ジグムントの治世中に活躍した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

ジグムント1世(老王)の関連キーワードジグムント2世アウグストボグダン3世(独眼公)ヤギェウォ朝ジギスムント

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android