デジタル大辞泉
「文正」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ぶんしょうブンシャウ【文正】
- 〘 名詞 〙 ( 出世譚「文正草子」と出世魚の鯉(こい)とが結びついた語か ) 鯉をいう女房詞。〔女中詞(元祿五年)(1692)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ぶんしょう【文正】
日本の元号(年号)。室町時代の1466年から1467年まで、後土御門(ごつちみかど)天皇の代の元号。前元号は寛正(かんしょう)。次元号は応仁(おうにん)。1466年(寛正7)2月28日改元。後土御門天皇の即位にともない行われた(代始改元)。『荀子(じゅんし)』を出典とする命名。文正年間の室町幕府の将軍は足利義政(よしまさ)(8代)。後土御門天皇は1464年(寛正5)に父の後花園(ごはなぞの)天皇の譲位を受け即位、後花園は上皇となった。1466年(文正1)7月、将軍足利義政が突然、斯波義廉(しばよしかど)から斯波氏(武衛家)宗家の家督を取り上げ、斯波義敏(よしとし)に与えようとしたことから、有力大名間に対立・衝突が起こった。事態は複雑に錯綜し、翌1467年(応仁1)に応仁・文明の乱が勃発する。
出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報
Sponserd by 