ジャム・ジョゼフ・ジャーク ティソー(英語表記)James Joseph Jacques Tissot

20世紀西洋人名事典 の解説

ジャム・ジョゼフ・ジャーク ティソー
James Joseph Jacques Tissot


1836.10.15 - 1902.8.8
フランスの画家,版画家。
ナント生まれ。
別名James Tissot。
フランドランに師事し、1859年サロンにエンコースティック画「雪の中の散歩」を出品し、初入選。’71年ロンドンに渡り、多くの版画を制作して成功を収めた後、パリに戻る。一連の風俗画「パリの女」により流行作家となるが、宗教的回心を経験し、その後の作風に強く影響する。パレスティナで10年過ごして帰国、ティソー・バイブルと呼ばれる「我らの主イエス・キリストの生涯」を出版。晩年はビュイヨンの修道院聖書挿絵に没頭し、同地で死去

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報