ジョブローテーション

デジタル大辞泉 「ジョブローテーション」の意味・読み・例文・類語

ジョブ‐ローテーション(job rotation)

計画的異動社員職場を定期的に変え、さまざまな職務経験させることによってマンネリズムを避けながら、社員の職能を高め、企業として将来必要な人材、各種の専門家技術者育成を図る制度

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「ジョブローテーション」の解説

ジョブ・ローテーション

配置転換」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

人事労務用語辞典 「ジョブローテーション」の解説

ジョブローテーション

ジョブローテーションとは、社員の能力開発のために、人事計画に基づいて行われる戦略的人事異動のことを指します。かつては長期雇用を前提とする日本企業ならではの仕組みと捉えられていましたが、今日では柔軟で多様な経験を持つ社員育成のために導入されるケースが増えています。

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジョブローテーション」の意味・わかりやすい解説

ジョブ・ローテーション

「ローテーション・トレーニング」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のジョブローテーションの言及

【労働の質】より

…実験的アプローチを通じて社会―技術システムsocio‐technical systemsを開発したイギリスの産業心理学者トリストEric Trist,細分化された労働の問題点と対応策を研究したフランスの労働社会学者フリードマンGeorges P.Friedmann(1902‐77),自動車工場の流れ作業の実態を調査したアメリカの社会学者ウォーカーCharles R.WalkerとゲストRobert H.Guestらは,初期の代表的研究者である。 このような研究と実践を通じて開発された職務拡大(ジョブ・エンラージメント),職務交替(ジョブ・ローテーション),職務の充実(ジョブ・エンリッチメント),自律的作業集団autonomous work groupなどの方策が脚光を浴びたのは,1960年代半ばから70年代初めにかけての時期である。豊かな社会の実現による価値観の変化,失業の減少と労働市場の売手市場化,労使関係における労働者組織の発言権の増大などを背景とする,単調労働への不満の広がり,無断欠勤(アブセンティイズム)の増大,労働移動の急増,山猫ストの発生などの病理現象への対応策として,スカンジナビア諸国をはじめ世界各国の工場・職場で実践に移された。…

※「ジョブローテーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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