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ステンレス製鋼法 ステンレスせいこうほう

世界大百科事典 第2版の解説

ステンレスせいこうほう【ステンレス製鋼法】

初期のステンレス鋼は,電気炉で炭素鋼屑を溶解し,鉄鉱石で脱炭した後,低炭素フェロクロム合金を加えて製造された。ニッケルは酸化損失がほとんどないから添加方法にとくに問題はないが,クロムは添加物の種類,添加方法および時期によって,歩留りに大きな差を生ずる。しかも,クロムの合金量は多いから,その歩留りの良否がコストを大きく左右する。したがって,ステンレス鋼製造の主眼点は,安価な含クロム原料を使って,クロムの酸化を防ぎながら,脱炭を優先的に進行させる点にある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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