ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストラウス」の意味・わかりやすい解説
ストラウス
Strauss, Lewis Lichtenstein
[没]1974.1.21. バージニア,ブランディステーション
アメリカの実業家。 1919年以来実業界で活躍,その後 46~50年アメリカ原子力委員会 AEC委員,53~58年同委員長となった。 50~53年大統領特別補佐官 (原子力問題担当) ,58~59年商務長官をつとめた。 49年のソ連の原爆保有後,アメリカの水爆製造を推進した一人で,それに反対した J.オッペンハイマーは 54年に AECから追放された。
ストラウス
Strauss, Leo
[没]1973.10.18.
ドイツ生れのユダヤ人の政治哲学者。マールブルク,ベルリン,ハンブルクなどの大学で学んだのち,アメリカに亡命してシカゴ大学政治学教授などを歴任する。著書に『ホッブズの政治哲学』 (1950) ,『自然権と歴史』 (53) ,『政治哲学とは何か』 (59) などがある。
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