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スーリオ Souriau, Étienne

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スーリオ
Souriau, Étienne

[生]1892.4.26. リール
[没]1979.11.20. パリ
フランスの哲学者,美学者。 1926~29年エクサンプロバンス,29~41年リヨン,41~62年ソルボンヌ各大学の教授,58年学士院会員。物をつくることを自己目的とする芸術こそ,人間の創造的活動の範例であり,哲学本来の対象であるとし,「形の学」としての美学を主張した。父ポールの思想を継承して技術美に注目し,実験美学のための美学研究所をソルボンヌに創立し,映画学に糸口をつけ,流行に先立って構造主義的方法を援用するなど,独創的で幅広い活動を展開。フランス美学会会長としてその機関誌"Revue d'esthétique"を指導した。主著"L'abstraction sentimentale" (1925) ,"L'avenir de l'esthétique" (29) ,『諸芸術の対応』 La correspondance des arts (47) ,"Les deux cent mille situations dramatiques" (50) 。

スーリオ
Souriau, Paul

[生]1852. ドゥーエ
[没]1926. ナンシー
フランスの美学者。リヨン,ブザンソン,エクサンプロバンス,リール各大学を経てナンシー大学の教授,文学部長をつとめた。客観的美を事物の完全性に求める立場から,機械の美に注目してそれが有用性に基づくとして機能主義的美学を先取りした。主著"Esthétique du mouvement" (1889) ,"La suggestion dans l'art" (93) 。

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