セムナーン(その他表記)Semnān

改訂新版 世界大百科事典 「セムナーン」の意味・わかりやすい解説

セムナーン
Semnān

イランの首都テヘラン東部エルブルズ山脈南側に位置する都市。人口3万9600(1976)。地味は豊かだが年間降雨量が140mmと少なく,作物の収量は少ない。このため牧畜業が盛んである。1932年創設の綿紡績工場もあり,鉄道(テヘラン~マシュハド間)も通るが,衰退型の都市に属する。主モスクは1425年に完成し,ミナレットはセルジューク朝時代のものであるが,同市はモンゴルなど,東部からの侵入者によってたびたび破壊を被った。
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関連語 加納

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セムナーン」の意味・わかりやすい解説

セムナーン
Semnān

イラン北部,セムナーン州州都。エルブールズ山脈南麓の広大な平原にあり,標高 1138mに位置する。市内には 12世紀の華麗に装飾されたミナレットや大きな礼拝所があり,また街路に沿って流れる細流が多く,東洋地理学者もそれに言及してきた。穀物綿花,タバコの地方市場として栄え,織物絨毯がつくられる。柔らかな綿織物アーモンドイチジクでつくられる甘い砂糖菓子も有名であった。テヘラン,メシェドと鉄道で結ばれる。人口6万 4891 (1986) 。

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