セルバンタイト(読み)せるばんたいと

最新 地学事典 「セルバンタイト」の解説

セルバンタイト

cervantite

化学組成Sb2O4鉱物直方晶系,空間群Pbn21,格子定数a0.479nm, b0.543, c1.173, 単位格子中4分子含む。微細結晶の集合体。比重>6.5。黄色,透明。屈折率2.0~2.1。ユーゴスラビアのセルビア西部に酸化アンチモン鉱物と共生ボリビアのポッカ,ハンガリーのフェルセバンヤから輝安鉱擬晶として産出。一時本鉱物は黄安華同一として鉱物種を破棄するよう提案されたが,1962年に独立鉱物種であることが確立された。スペインの地名Cervantesにちなんで命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のセルバンタイトの言及

【アンチモン鉱物】より

…アンチモン鉱物としては,輝安鉱stibnite Sb2S3,方安鉱senarmontite Sb2O3,バレンチン鉱valentinite(アンチモン華ともいう)Sb2O3,セルバンタイトcervantite(セルバンテス鉱ともいう)Sb2O4,ケルメサイトkermesite(紅安鉱ともいう)Sb2S2O,黄安鉱stibiconite Sb3O6(OH)などがあるが,アンチモン鉱石として重要なのは輝安鉱のみである。輝安鉱はふつう低温熱水性鉱脈鉱床に産するが,他の鉱物はこの輝安鉱鉱床の酸化帯にのみ産する。…

※「セルバンタイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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