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ゼーラント Zeeland

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世界大百科事典 第2版の解説

ゼーラント【Zeeland】

オランダ南西部の州で,南縁はベルギーに接する。古くは地方名で,〈海の国〉の意。面積2745km2,人口35万4816(1980)。州都はミッデルブルフ。もともとは,スヘルデ・マース河口の八つの島々から成っていたが,17世紀以降の干拓や1955年に始まるデルタ計画に基づく締切堤防によって,ほぼ陸続きとなった。ゼーラントは中世末以来,対岸イギリスとの貿易で繁栄し,オランダ独立当時ホラントと並ぶ勢力であったが,その後ホラントに圧倒され後進的農業地帯として停滞し続けた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゼーラント
ぜーらんと
Zeeland

オランダ南西部の州。フランドルのオランダ領部分Zeeuws-Vlaanderenスヘルデ川河口の三角州にある島々からなる。総面積2932平方キロメートル、陸地面積1796平方キロメートル、人口37万4920(2001)。州都はミッデルブルフ。地形は低平で、大部分が干拓地である。農牧業が盛んで、穀物、亜麻(あま)、果樹の栽培や乳牛、ウマの飼育が行われる。またカキ、二枚貝の養殖が行われ、中心都市フリシンゲンには造船業がある。10世紀にホラント伯領となり、のち独立州となって1579年のユトレヒト同盟に参加した。1958年からのデルタ・プランで洪水防止、本土と離島の接続など総合開発が推進されている。独特の民族衣装が残り、観光・保養地ともなっている。[長谷川孝治]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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