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ソウル・オリンピック競技大会 ソウル・オリンピックきょうぎたいかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソウル・オリンピック競技大会
ソウル・オリンピックきょうぎたいかい

大韓民国(韓国)のソウルを主催都市として行なわれた第24回オリンピック競技大会。1988年9月17日から 10月2日まで開催され,159の国と地域から約 8500人が参加した。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の参加拒否表明でボイコットの連鎖が懸念されたが,北朝鮮に同調したのはキューバとエチオピアの 2ヵ国だった。この大会からアマチュア規程が見直され,1924年のパリ・オリンピック競技大会を最後に大会種目からはずれていたテニスが復帰し,ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の女子プロテニス選手,シュテフィー・グラフ金メダルを獲得した。大会最大の事件はドーピング問題だった。男子陸上競技 100mで驚異の世界新記録で優勝したカナダのベン・ジョンソンは,競技後の薬物検査で筋肉増強剤の使用が発覚し金メダル剥奪と記録抹消の処分を受けた。ブルガリアのウェイトリフティングチームからもドーピングによる失格者が出た。金メダル数は,ソビエト連邦が 55個,ドイツ民主共和国(東ドイツ)が 37個,アメリカ合衆国が 36個,韓国は 12個だった。個人では,女子水泳のクリスティン・オットー(東ドイツ)が金メダル 6個,男子水泳のマット・ビオンディ(アメリカ)が 5個の金メダルを獲得。女子陸上競技ではアメリカのフローレンス・ジョイナーが 100m,200m,400mリレーで 3冠に輝いた。日本人選手では,男子水泳背泳ぎの鈴木大地,レスリング・フリースタイル 48kg級の小林孝至,同 52kg級の佐藤満,柔道 95kg超級の斉藤仁が金メダルを獲得した。

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