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ソキイ socii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソキイ
socii

共和政期ローマと同盟を結んだ都市をさす。イタリア内の同盟市を socii Italici,海外の同盟市を civitates foederataeと呼んだ。前者はラテン人以外,エトルリア,ウンブリア,ギリシア人の都市でローマと条約を結び,自治を許されたが,戦時には軍隊を派遣する義務があった。前2世紀には服属化が強められて自治権も制限されたため,しばしばローマ市民と同等の権利を要求する一方,ローマにならって国制を整備,その結果ラテン市民のもつ通商・通婚権を与えられた。しかし彼らはローマ・ラテン市民とは差別され,権利も制限され続けたので,ローマの役人の介入を排除するため,これらの都市は連合してローマとの戦端を開き,前 90~89年に同盟市戦争が起った。 G.マリウス,L.スラが鎮圧に向ったが成功せず,結局武器を捨てる市民にローマ市民権を与えることとし,前 87年には全イタリアに市民権が賦与されるにいたった。

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世界大百科事典内のソキイの言及

【同盟市戦争】より

…ローマの完全市民権獲得を目ざしてイタリア人の同盟市(ソキイsocii)が起こした戦争(前91‐前87,ただし主たる戦闘は前90‐前89)。ローマはイタリア半島に支配を広げていく過程でイタリア人の都市や諸部族にローマ市民権を与えず,同盟者の地位を与えた。…

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