百科事典マイペディア 「ソットサス」の意味・わかりやすい解説
ソットサス
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イタリアのデザイナー。オーストリアのインスブルック生まれ。第2次大戦後ミラノにデザイン事務所を開き1950年代末からオリベッティ社の仕事を手がけて知られるようになる。同社ではコンピューター,電動あるいはポータブルのタイプライター,オフィス家具のシステムなど数々の作品を残す。活動範囲は広く,インダストリアル・デザイン以外にも,住宅,陶器,テキスタイルなどに手腕を発揮している。単純で洗練された形態は的確に機能を把握し,鮮明な色彩は軽やかな喜ばしさを見る人に伝えるが,そのデザインは深い教養と文明に対する洞察に支えられている。81年ミラノで,ソットサスらを中心にデザイナー,建築家のグループ〈メンフィスMemphis〉が結成された。
執筆者:多木 浩二
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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