タンスマン

百科事典マイペディア 「タンスマン」の意味・わかりやすい解説

タンスマン

ポーランド生れのフランスの作曲家。ポーランド第2の大都市ウッチに生まれ,同地の音楽院に学ぶ。1921年以後パリ拠点に活動し,第2次大戦中は米国に暮らした。1938年フランス国籍取得。多作家で,ストラビンスキーミヨーらの影響を受けた多様なスタイルの作品を各分野に残した。指揮者ピアノ奏者としても活躍し1933年に来日デュビビエ監督作品などの映画音楽でも知られる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タンスマン」の意味・わかりやすい解説

タンスマン
Tansman, Alexandre

[生]1897.6.12. ウッチ
[没]1986.11.15. パリ
ポーランドの作曲家,指揮者,ピアニスト生地ウッチの音楽学校,ワルシャワ大学で音楽とともに哲学,法律を学んだ。 1919年ワルシャワでの作曲コンクールで受賞後パリにおもむき,以後第2次世界大戦による 41~46年のアメリカ亡命期間を除いてパリに定住し,作曲活動やヨーロッパ各地,アメリカへの演奏旅行を行なった。作品は5つのバレエ曲,7つの交響曲,2つのピアノ協奏曲をはじめ,あらゆる楽種にわたり,作風の特徴は,ジャズ要素をも取入れた (第5交響曲) リズム旋律のもつ抒情性にある。

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者) 「タンスマン」の解説

タンスマン

ポーランド系フランスの作曲家。ピアニストとしても活動した。生地であるウッチにある音楽院でピアノと音楽理論を学んだ。1919年には、ワルシャワの作曲コンクールに入賞している。1921年からパリに移った ...続き

出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報

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