タンニンなめし(鞣)(読み)タンニンなめし

百科事典マイペディア 「タンニンなめし(鞣)」の意味・わかりやすい解説

タンニンなめし(鞣)【タンニンなめし】

タンニンを使用するなめし法。植物なめし,渋なめしとも。薄いタンニン液から始め,次第に濃い液へと皮を浸してなめす。一般に数日〜数十日を要する。靴の底革,ベルト革,ぬめ革,多脂革等の製造に適し,製品は一般に堅く,強靭(きょうじん)で,耐水性にすぐれる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android