ダブルベース推進剤(読み)ダブルベーススイシンザイ

デジタル大辞泉 「ダブルベース推進剤」の意味・読み・例文・類語

ダブルベース‐すいしんざい【ダブルベース推進剤】

ロケット固体推進剤一種ニトログリセリンニトロセルロースを均一に混合し、安定剤を加えて乾燥・成型させたダブルベース火薬推進剤に用いる。燃焼すると完全にガス状になる。ダブルベース推進薬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ダブルベース推進剤」の意味・わかりやすい解説

ダブルベース推進剤【ダブルベースすいしんざい】

固体ロケット推進剤(推薬)の一種。ニトログリセリンニトロセルロースを混合,乾燥したものを成形して作る。両主材はともに燃料酸化剤成分をもち,同様な性質のもの2種を用いるのでこの名がある。発射薬としても使用
→関連項目ロケット推進剤

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android