コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ダルマゴカイ ダルマゴカイ Sternaspis scutata

3件 の用語解説(ダルマゴカイの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダルマゴカイ
ダルマゴカイ
Sternaspis scutata

環形動物門多毛綱定在目ダルマゴカイ科。体長1~2cm,体節数 20~22。体はその名のようにだるま形で,体の前部はやや球形,後部は幅広くなっていて,体の表面には多くの小突起がある。腹面にはキチン質の腹板があり,その両側から長い針のような剛毛の束が 10個出ている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ダルマゴカイ【Sternaspis scutata】

多毛綱ダルマゴカイ科の環形動物。体をのばしたときに体の中部がくびれてダルマのような形になるのでこの名がある。日本各地の海に分布し,水深25~700mの泥底から採集される。体長は1~3cm,体幅0.5~1.5cmで,体節数は20~22。体は暗灰色で,小さな突起で覆われる。体前部の第2~4環節には,それぞれ先端が曲がった短い剛毛が半円形に並ぶ。第5と第6環節の間の腹側には1対の指状の生殖突起がある。体の後方の腹面に1対の褐色の腹板があり,その周辺から長い針状の剛毛が出,またその後端からは糸状のえらが出ている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダルマゴカイ
だるまごかい / 達磨沙蚕
[学]Sternaspis scutata

環形動物門多毛綱ダルマゴカイ科に属する海産動物。体の中央部がくびれ、だるまのような形になっているところからこの名がある。日本周辺の海域に普通で、水深25~700メートルの泥底にすむ。体長0.5~3センチメートル、体幅0.5~1.5センチメートル、体節数は20~22節。浅海では個体が小さく、深海で大きい傾向がある。体は暗灰色で、小さな突起で覆われている。第2、第3、第4体節には、先端が鉤(かぎ)状の剛毛が半円状に並び、第5と第6体節の間の腹側に1対の生殖突起がある。体後方の腹面には幅の広い褐色の腹板があり、その周辺から長い針状剛毛が出、さらに後端より糸状のえらが多数出る。とくに利用はされない。[今島 実]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ダルマゴカイの関連キーワードイトメパロロ磯蚯蚓鰓蚕沙蚕蛇虫玉敷沙蚕翼沙蚕クロムシゴカイ(沙蚕)

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone