ツルコウジ(読み)つるこうじ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツルコウジ」の意味・わかりやすい解説

ツルコウジ
つるこうじ / 蔓柑子
[学] Ardisia pusilla DC.

ヤブコウジ科(APG分類:サクラソウ科)の常緑小低木。茎は地上をはい、高さ5~10センチメートルで全体に毛が多い。葉は楕円(だえん)形で長さ2~5センチメートル、縁(へり)に粗い鋸歯(きょし)がある。6月、白色の小花を開く。果実球形で、冬に赤く熟す。暖地の林内に生え、千葉県以西の本州から沖縄にかけて、および中国、フィリピンなどに分布する。名はツルになるヤブコウジの意味である。

小林義雄 2021年3月22日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む