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ティムガッド ティムガッド Timgad

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デジタル大辞泉の解説

ティムガッド(Timgad)

アルジェリア北東部にある古代ローマ時代の都市遺跡。古代名タムガディ。首都アルジェの南東約340キロメートルオーレス山地の高原地帯に位置する。1世紀末ごろ、ローマ帝国トラヤヌス帝が造らせた計画都市で、碁盤目状の36の区画に整備されている。8世紀の大地震により埋没。砂に埋もれていたことから保存状態がよく、神殿・凱旋門・劇場・上下水道施設などの遺構が残り、「アフリカポンペイ」ともよばれる。1982年、世界遺産文化遺産)に登録された。ティムガード。

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世界遺産詳解の解説

ティムガッド

1982年に登録されたアルジェリアの世界遺産(文化遺産)で、首都アルジェの南東に位置する古代ローマの都市遺跡。1~2世紀にローマ帝国のトラヤヌス帝が建造した都市で、玄武岩の敷石で舗装された大通りによって碁盤の目状に区画されている。市街地には高さ12mで3つのアーチを持つコリント様式のトラヤヌス帝の凱旋門、劇場、共同浴場図書館などが残る。2~3世紀には最盛期を迎えたが、7世紀にアラブ人に征服されると人々は都市を離れ、8世紀になると大地震によって埋もれてしまった。しかし遺跡の保存状態もよいので、「アフリカのポンペイ」と呼ばれている。この歴史的例証を守るため、世界遺産に登録された。◇英名はTimgad

出典|講談社
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