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ティリュンス

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百科事典マイペディアの解説

ティリュンス

ギリシア,ペロポネソス半島アルゴリス湾東岸に近いミュケナイ文明の遺跡。小高い丘上には前2000年代後半に築かれた城の廃墟があり,周囲に前13世紀の城壁が残るが,前3000年ころから住居があったと考えられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ティリュンス【Tiryns】

ミュケナイ文明の典型的な城塞の遺跡。ペロポネソス半島のアルゴリス湾東岸に近い東西60~100m,南北約300mの靴底形をした丘の全体を,巨石で築いた厚い城壁でかためる。城内は南半と北半に分かれ,南部が宮殿部分。丘の東側の斜路を登ると厳重な城門に通じ,それから第1,第2の楼門をへて,ようやく柱廊に囲まれた中庭に面する大メガロンに達する。この建物に玉座があり,間口12m,奥行25.5m。中央にある炉は直径約3.3m。

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世界大百科事典内のティリュンスの言及

【城】より

… エーゲ海文明の建築では,クレタ島の宮殿には防備施設がほとんど見られない。ギリシア本土のミュケナイは巨石を積んだ城壁(前1250ころ)で囲まれているが,塔はまったく設けられておらず,ティリュンスの城砦(前1300ころ)で,はじめて側射に配慮した城壁の築き方が現れてくる。しかし,ギリシアの諸都市では,地形に応じた不整形の市城壁で囲み,側射用の角塔や升形門が備えられるようになった。…

※「ティリュンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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