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テル・ハラフ テルハラフ

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百科事典マイペディアの解説

テル・ハラフ

シリア北東部,トルコとの国境近くにある初期農耕遺跡。麦の栽培,牛,羊などの家畜の飼育,装飾品としての銅の使用の始まりなどが特徴。赤,黒,白で主として幾何学文を描いた彩文土器彩陶)が発見されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テル・ハラフ
てるはらふ
Tell Halaf

シリアのトルコ国境に近いメソポタミア北部にある遺跡。ユーフラテス川に注ぐハーブール川が、平原で大きく北東に湾曲した所に位置する。紀元前5000年と想定される先史時代とアッシリア時代の遺跡で、先史時代はアルパチア、テペ・ガウラなどとともにハラフ期という文化期が設定されている。精巧につくられた彩文土器は、粘土を水漉(みずこ)しし、よく磨研され、化粧土もかけられている。彩文は動物文、幾何学文、人物文が描かれ、器形も種類が多い。装身具も発達し、スタンプ印章も金属器もつくられている。アッシリア時代のものは神殿、大宮殿の遺跡で、内部にはサソリなどの浮彫りがなされている。宮殿の南方には南城門があり、これらは前11世紀ころのアラム王国の宮殿であったことが知られている。[糸賀昌昭]

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世界大百科事典内のテル・ハラフの言及

【ハラフ文化】より

…シリアのトルコ国境近くのハーブール川沿いにあるテル・ハラフTel Halafで,ドイツのオッペンハイムM.F.von Oppenheimが1911‐13,29年に発掘した彩文土器を標式とする北部メソポタミアの先史時代文化。この土器は西アジア陶芸の白眉とされるすばらしいものである。…

※「テル・ハラフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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