1999年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ブラジル南東部ベロオリゾンテの北北東190km、ミナス・ジェライス州の都市。ディアマンティーナはポルトガル語の「ダイヤモンド」の意味で、1720年に近くでダイヤモンドの鉱脈が発見されてから繁栄し、産出量300万カラットともいわれる世界中のダイヤモンドの大部分を産出していた。現在、ダイヤモンドの採掘は行われていない。ブラジルにおけるバロック様式の建物の保存状態がよいことなどが評価されて、人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はHistoric Centre of the Town of Diamantina