デ・ビアス・コンソリデーテッド・マインズ[会社](読み)デビアスコンソリデーテッドマインズ

百科事典マイペディア の解説

デ・ビアス・コンソリデーテッド・マインズ[会社]【デビアスコンソリデーテッドマインズ】

世界のダイヤモンドの8割以上を支配する南アフリカ共和国の会社。1888年ケープ・タウン設立,鉱区買収とシンジケート結成で支配体制を確立ロンドンに系列取引機構を設けて市場を統制。金の生産量も多く,銅,石炭,合成ダイヤなども兼営する。2000年5月現在,世界の宝石用ダイヤモンドの約半分を生産。2001年モエ・ヘネシー・ルイ・ビトン(LVMH)とデビアス(生産)は共同でデビアスLV社を設立し,デビアスブランドを管理することになった。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android